丹生神社(にゅう)
宇陀市菟田野入谷224 its-mo



交通案内
近鉄大阪線榛原駅 奈良バス莵田野行きで松井橋下車東1km 北へ1.5km 入谷集落の坂道を登り突き当たりの杜

祭神
水波能賣神 もしくは クラオカミ神 水の神である。

由緒

  榛原町雨師の丹生神社とともに延喜式神名帳宇陀郡の丹生神社の論社となっている。
 当神社の南東1.5kmの大沢に「大和水銀鉱山」がある。松田壽男氏の『古代の朱』によれば、当地を入谷と書くが元は丹生谷であったとする。 また、氏は、神武天皇の丹生川上の神事を行い奇跡を示し軍の志気をを鼓舞した伝説の地に比定している。
 この辺りは赤土でもなんでもない。水銀と関係の無い地に見える。またこの社の元社と言うのが、少し下った藪の中にあったとするが(判らなかったが・・)、どう見ても行き止まりの地であり、神武天皇伝承地とは思えない。

お姿
  入谷の集落はまさにこの谷沿いに位置している。穏やかなたたずまいである。 一本道を登って行くと杜に突き当たる。左側から行くと鳥居がでてくる。小さい社である。


全景


社殿



お祭り
例祭 10月20日 


丹生都姫伝承
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