丹生神社(たんじょう)
紀の川市貴志川町西山301
鳥居
交通案内
紀勢線 天王寺→和歌山
貴志川線 和歌山→西山口 東へ300m 北へ1000m
祭神
丹生神、高野神
摂社 伊勢両宮 多賀社 住吉社 進雄神社 風宮 祓戸社 大国主神社 倉稲魂神社
由緒
勧請した起源は証からではないが、『紀伊名所図絵』に、「元亀三年(1572)卯月二十三日二品親王任助」とありこは仁和寺と号し、厳島御室といへり」と記されている。この頃の宮居は、岩の谷愛宕の峯に鎮座ましましたのを、慶安二年(1649)現在の地に社殿を移し奉ったといわれている。その後社殿の衰微荒廃していたのを、大正十一年(1922)本殿拝殿等の改築を行った。
お姿
60余の階段を登れば美しいと感じる社殿が鎮座する。眼下には三ツ池、西山の里が見える。
社叢は原始林に近い。鳥居の前の道は貴志川町の「健康の道」「学習の道」と名付けられた道標がある。貴志川町は紀州飛鳥と呼ばれる程古代遺跡が多い。
神社等も大切にされている様である。
社殿
お祭り
10月 3日 秋季例祭
12月31日 籠火神事 大晦日の7時頃から枯れ木に火をつけ、夜を徹して談笑する。
紀伊續風土記 巻之三十五 那賀郡 貴志荘 西山村から
○産土神社
本 社 方五尺 祀神 丹生明神 高野明神
末社九社
八幡宮 伊勢兩宮 多賀社
住吉社 進雄神社 風宮
祓戸社 大国主神社 倉稲魂神社
村の丑の方二町許の半腹にあり 一村の鎮守なり 元亀三年(1572)壬申二品任助親王の棟札あり
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丹生都比売伝承
古代史街道 貴志川線沿い編
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