粉河産土神社(粉河寺)
紀の川市粉河町大字粉河 its-mo

石段と鳥居 本堂の横



交通案内
和歌山線粉河駅 北へ徒歩20分

祭神
丹生都比賣命、天忍穂耳命
配祀 大伴孔子古命、大伴船主命
境内社 大神社、須佐神社 天福社「天降大明神」など

由緒

 粉河寺は大伴孔子古の創建であるが、その子の船主が延暦年中(782〜806)に上丹生谷村の丹生神社を勧請したのが創祀とされる。
 鎮座地は六社壇と称するように、元々六社が祀られていた。丹生大明神、若一王子、伊勢大神宮、熊野権現、吉野三十八所、三百余社であったと云う。 この内、若一王子社は丹生明神と同時期に東野村の王子神社を勧請したと云う。

 頼母子(たのもし)の宮と呼ばれている。

お姿

 江戸中期の建築になる春日造の華麗な社殿。背後の山は風猛山と呼ばれ、経塚が出土している。

本殿 一間社隅木入り春日造二社



寺門



お祭り

旧暦6月18日の粉河祭り
7月最終の土曜日の宵祭りは「御湯上げ神事」

本堂


紀伊国名所図会から

紀伊續風土記 巻之三十三 那賀郡 粉河荘下 粉河寺から



  鎮 守
丹生大明神社
    若一王子権現社
      末  社  
熊野権現社 吉野三十八所 一言主社 三十番神社 日吉山王社 天満宮社  大神宮 神祇三百餘前社
      廰   東拝殿 
七間三間  西拝殿 七間三間
      東桟敷 
七間二間  西桟敷 七間二間  舞 臺
      御供所 
七間二間  護摩堂  毘沙門堂
      阿弥陀堂    鳥居


参考 和歌山県神社誌 神社寺院大事典 平成祭礼データ
公式粉河寺

丹生都姫伝承
古代史街道 紀ノ国編
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