首里森御嶽
沖縄県那覇市首里城 地図

拝殿


交通
首里城前


神名
キヤウノ内ノ前ノ御ミヤ首里ノ御イベ  

横から


由緒
 門の前の掲示板
 首里森とは首里城の別称で、御嶽とは沖縄の聖地または拝所のことです。琉球の神話では、この御嶽は神が造った聖地であり、首里城内でもっとも格式の高い拝所の一つです。城内にはここをふくめて「十嶽」と呼ばれる10ヶ所の拝所があったといわれています。
 国王が城外の寺社に出かけるときにこの御嶽で祈りをささげ、神女たちが多くの儀礼を行いました。
 石積内の植物はガジュマルやクロツグです。1997(平成九)年に復元されました。

 沖縄には琉球開闢神のアマミキヨが作ったとされる七御嶽がある。
 久高島のクボー御嶽
 南条市知念の斎場御嶽(セイファウタキ)
 国頭村の安須森御嶽(アスムイウタキ)
 今帰仁のクバ御嶽
 南条市玉城の藪薩御嶽(ヤブサツウタキ)
 南条市玉城のアマツヅ御嶽
 那覇市の首里森御嶽(スイムウタキ)

 『おもろさうし』巻一から
一、聞得大君ぎや
 十嶽、まさりよわちへ
 見れどもあかぬ
 首里親国
又、とよむせだか子が  有名な霊力のある人=聞得大君
又、首里森ぐすく
又、真玉森ぐすく

首里城


 

たたずまい
 首里城の広幅門をくぐって下之御庭に出ると雑踏の中に鎮座している。この御嶽の前で首里城の奉神門に入る観光客へバスガイドが入場券を渡しており、人がいなくなるのを待ってようやく一枚撮った。 那覇のバスガイドは自分の客のことだけでいっぱいのようだ。周辺の客には迷惑そのもの。

参考  『日本の神々13』
2007.12.24


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