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勾玉は語る |
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H19.8 |
神奈備 |
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三種の神器について |
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八尺瓊勾玉 |
翡翠勾玉 |
頭尾同大・半月形・濃緑色をていし、縄文前期の遺跡から出土 |
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『古事記』 |
伊耶那伎命が天照大神に「汝は高天原を知らせ」と、御頸珠を賜った。 |
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御倉板挙の神と言う。クラに入れるタナモツのこと。稲。 |
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『一書第二』 |
素盞嗚尊が天に昇ろうとする時に、羽明珠神が瑞八坂瓊の曲珠を奉った |
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『垂仁八七年』 |
丹波国の甕襲の飼犬が山の獣ムジナを食い殺したら腹に八尺瓊の勾玉 |
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北畠親房 |
『神皇正統記』 玉は月の精なり |
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八咫鏡 |
前漢鏡 |
弥生中期 北九州三雲小路の前漢鏡三十五面が出土 |
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大型銅鏡 |
弥生後期 北九州平原出土の超大型内行花文鏡 |
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天の岩戸 |
天の金山の鉄で、鍛人天津麻羅を求め伊斯許理度売に命じて鏡を作る |
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草薙剣 |
荒神谷遺跡 |
弥生中期後半、356本の銅剣埋納 |
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素盞嗚尊 |
八咫大蛇の尾から出現、日本武尊によって伊勢神宮から熱田神宮へ |
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朱鳥元年 |
新羅僧道行に盗まれた草薙剣を天武天皇の病が重いので熱田社に返 |
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『勾玉』水野裕著(昭和44年)から引用 |
『紀』一書第二:蛭児と素尊 『記紀』月読=素尊 |
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鏡 日神の像 天津神 神別皇別 |
弥生後期の卑弥呼(汝の好物) |
明界統治、神権政治 |
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玉 月神の像 国津神 神別(出雲) |
縄文時代の狩猟・漁労慣海→月神信仰、水神信仰 |
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剣 新羅系帰化人 蕃別 |
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騎馬民族、五十王朝(崇神) |
国土開拓、農業 |
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社会的機能 |
スキタイ人* |
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高句麗 |
三大神 |
三種神器 |
国譲り |
神武東征 |
神宮 |
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第一機能祭祀 |
盃 神聖王権 |
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太鼓と喇叭 |
天照大神 |
鏡 |
天穂日 |
中臣・忌部 |
伊勢 |
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第二機能戦争 |
戦斧 戦闘 |
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剣 |
素盞嗚尊 |
剣 |
経津主 |
大伴・久米 |
石上 |
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第三機能農耕 |
耕具 食料生産 |
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鼎 |
大国主命 |
勾玉 |
天若彦 |
国つ神 |
出雲 |
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*南ロシア 『日本神話のなりたち』吉田敦彦 |
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『記紀』珠と霊魂の働き |
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西暦 |
和暦 |
内容 |
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神代 |
天鈿女命、天石窟の前で神懸する |
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神代 |
山幸彦、潮盈玉・潮乾玉で潮汐を操り海幸彦を苦しめる。 |
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神武戊牛年 |
天皇、大和で高皇産霊尊の霊を身につけるべく顕斎(うつしいわい) |
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崇神七年 |
大物主神、崇神の統治を危うくする。大田田根子に祀らせよと命ずる |
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垂仁二五年 |
天照大神、倭姫命に憑いて伊勢に鎮座 |
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景行四〇年 |
日本武尊の魂、白鳥となって天に昇る |
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仲哀九年 |
神功皇后、神主となって天照大神・住吉三神の神託を受ける |
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神功皇后九年 |
二社の祝者を一緒に埋葬したので、阿豆那比の変事が起こった。 |
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仁徳十一年 |
茨田の断間の河伯が瓢を引き入れようとする |
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履中五年 |
淡路島の伊弉諾神が祝部に神懸かりし「血の匂を拒否」 |
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雄略四年 |
天皇、葛城山で一言主神と出会う |
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雄略七年 |
小子部スガル、三輪山の神の大蛇を捕らえる |
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555 |
欽明十六年 |
祝者に神懸かりさせて百済を救うべく神を招いた |
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613 |
推古二一年 |
聖徳太子、飢えた聖人に衣服を与える。聖人は死んで姿を消した。 |
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618 |
推古二六年 |
河辺臣が安芸国で雷神の祟りをはじき飛ばす。 |
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642 |
皇極一年 |
天皇は南淵の川上でひざまついて四方を拝し祈雨を祈ったら大雨 |
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699 |
文武三年 |
一言主大神、役行者に謀反の動きありと云う。 |
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749 |
天平宝勝三 |
聖武天皇 八幡大神が天神地祇を率いて造仏を成功させようと託宣 |
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769 |
神護景雲三 |
称徳天皇 宇佐八幡大神が道鏡を皇位につけよとの託宣が届く |
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宇佐に派遣された和気清麻呂に「道鏡即位不可」の神託が下る |
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772 |
宝亀三年 |
風雨に異常、伊勢神宮の月読神の祟りであることがわかった |
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度会郡の伊勢神宮寺を飯高郡に遷した |
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792 |
延暦十一年 |
皇太子(後の平城天皇)久しく病む。占うに崇道天皇(早良)の霊の祟り。 |
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勾玉 |
遺体や骨が消滅しても、共に埋納された勾玉は残る。「霊魂は永遠」の象徴が勾玉。 |
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霊魂 |
霊魂は甦る。リサイクルする。親鸞は聖徳太子の生まれ変わり。自然もリサイクルする。 |
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難波と神器 |
阿遅速雄神社「八劔大神」、八坂瓊神社「素盞嗚尊」、玉祖神社、鏡神社、石切劔箭神社 |
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以上 |
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