日吉神社、長命寺護法権現社
滋賀県近江八幡市長命寺町103、157  its-mo

日吉神社


交通
近江八幡駅から長命寺行きバス下車


祭神
日吉神社 大山
長命寺護法権現社 武内宿彌



注釈
 西国三十三観音第三十番姨綺耶山[いきやざん]長命寺の880段の石段の登り口に日吉神社が鎮座している。
 恐らくは湖の向こう側の日吉大社からの勧請であろうが、創建年代等は不詳である。

 長命寺は天台宗で、承和三年(836年)に再興されたとある。景行天皇二十年大臣の武内宿彌がこの長命山に登り、柳の大木に「命長遠諸願成就」と刻んだと云う。 その後聖徳太子がこの山に登り、伽藍を建立したとされる。推古天皇二十七年(619年)の事となる。

 巨魁の磐座がある。それを祀るように護法権現社が鎮座している。元々は神祭りの場であったのだろう。 そこに長命寺が建立され、山の神を護法権現社としたのであろう。その里宮として日吉神社が勧請されたのであろう。

 なお長命寺の北東2kmに式内社の大島・奧津島神社が鎮座している。


日吉神社


護法権現社と磐座



長命寺




お祭り

日吉神社 4月 8日9日
 

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