八神社
京都市左京区銀閣寺町26 ゼンリン

鳥居


交通
銀閣寺門前北側く


祭神
高御産日神、神産日神、生産日神、足産日神、玉積産日神、大宮賣神、御食津神、事代主神 合祀 豐雲野神

舞殿

由緒
 宮中八神を祭っているので八神社と称した。
 浄土寺の鎮守社であったが、浄土寺が移建した後も当地に残った。近辺の宮の前・馬場などの旧字名は八神社の社地跡であり、広大な境内であったようだ。

社殿

たたずまい
 鳥居をくぐって入ると目の前に樹下稲荷大明神が鎮座している。
 石段を登って行くとこじんまりした境内に本社と摂社雨社が鎮座し、周囲は木々に埋もれている。

雨社

樹下稲荷

お祭り 10月 24日以前の日曜日の前の金曜日〜10月 24日以前の日曜日の翌日


平成祭礼データ由緒から

八神社 御由緒と御神徳

 御由緒 創建は、大同以前(A.D八〇六以前)とも延喜年間(九○一〜九二二)とも伝えられるが、喜永六年(一八五三)の浄土寺村一村全焼により、当社古文書又近在に所蔵されていた古文書等が焼亡してしまい為に由緒は明らかではない。
 ただ、「諸社根元記」に、延喜五年(九○五)十二月二十六日宣下、於山城国愛宕郡如意峰神祇斎場所、奉安鎮三千一百三十二座之神体、とあり、また鎮魂八神殿、亦在神祇官、神祇官者古在平安城宮内省、則今二条所司庁之西也。自茲移東山如意嶽、後土御門院天皇文明十六年移吉田神楽岡とあり、当社本殿の御祭神と併せて考えると、この如意嶽(大文字山)の神祇斎場所は当社ではなかったかと考えられる。
 以後は、浄土寺や慈照寺(銀閣寺)の鎮守として、またこの地域一帯の産土神として広く崇敬を集めている。

 御神徳 当社の御祭神は、諸々の願事の成就のみならず、方除け・厄除け・災難除けの神としてその霊験あらたかで、遠隔の地よりの参拝も多く、広く崇敬を集めております。     以上

『寺院神社大辞典 山城』

京都山城の神々

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H20.12.10
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