半木神社
京都市左京区賀茂半木町 植物園内(60才以上は証明するものがあれば無料)its-mo

鳥居

交通
地下鉄北山

祭神
天太玉命

由緒
 当神社の鎮座地を中心とするこの地方は、往古賀茂族が開墾した土地であるが、奈良時代頃から錦部の里と呼んでいた。これらの地方が錦部の里と称したのは、古くこの地方に於いて、養蚕製糸の業が営まれ絹織物の生産が盛んであった為である。降って平安時代に入って、後一条天皇の御代に至り、寛仁二年(1018年)十一月二十五日朝廷より正式に賀茂別雷神社の社領地として、錦部郷の名を以て寄進せられた。然るにこれらの産業に携っていた賀茂族と秦族との人々がその職業の守護神として四国の阿波国から、天太玉命を勧請鎮祭した。それが現在の半木神社である。

本殿

たたずまい
 半木(なからぎ)の守は、古くから流れ木の森と云われ、下鴨の地に残された山城盆地の植生を知る手がかりとなる園内諭良いつんも自然林です。

 ニレ科のムクノキ、エノキ、ケヤキの古木やサイカチ、カツラ、カエデ等の落葉樹が混生する森の特長が見られます。

 森の広さは約5500平方メートルで、中程に半木神社があり、四季おりおりの野鳥が飛来する楽園となっております。

お祭り

4月20日、11月20日 例祭 

山城の神々

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