小川月神社
京都府亀岡市馬路町月読16
全景
交通
JR千代川駅 南東へ20分 its-mo
祭神
月讀命
社殿
由緒
丹波国式内大社。
桂川、大堰川と遡り、河川周辺に鎮座する神社群の一つで、松尾神系と言うか秦氏系の開発の跡を示す神社のようだ。出雲系は盆地の東の山よりに鎮座する。
『丹波国桑田郡小川月神社 名神大社』によれば、「神代よりの旧地なり」と記しており、つづいて、「出雲神社と同等にして桑田郡第二の大社也 月読神社は往昔 豊受皇大神宮外宮 天照皇太神宮内宮 当国餘佐郡今丹後国真井原に 今神守領 遷座の末社也(中略) 月読神社は 両宮丹波鎮座の末社にして神代よりの旧地なり」とあるが、創建の時代やその後の変遷については詳らかではない。
社殿
たたずまい
創建の頃から現在地に鎮座していたかどうかは不明。
『神社明細帳』によると、「応仁の頃、大堰川洪水にて社地を流失し、其の後廃絶せんとして、今めんめんと一小祠を存す 周囲の耕地を指して字月読と言う。」とある。月読は1.3ヘクタール。往古の神域であったものと思われる。
しかし応仁の頃には社域は狭小であったようだ。
北条時頼が諸国を巡った際、その家臣の人見次郎貞村にこの神社の守護を命じた。以後、三十代に渡って連綿と守護をしてきた。その後氏子総代がこれを行っているが、人見家は現存し、庭にドラエモンの大きい石像を置いている。
農道を伝って神社へ到着する。舗装されていない道を歩く。
お祭り 10月 16日 例祭
月読神社 亀岡市千代川町小川1丁目6番1号 its-mo
祭神 月讀命 配祀 天御中主命、稻倉魂神、猿田彦命、建御名方命
由緒 小川月神社が洪水で衰亡した時に勧請されたとか、また川向こうなのでこちらに支社として設置されたとも言う。
例祭 10月 21日
月読神社
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H18.5.1 |