岸城神社(きしき)
岸和田市岸城町町11-30  its-mo


鳥居



交通案内
南海電鉄蛸地蔵駅西側 岸和田城東側


祭神
素盞嗚尊、品陀別命

摂社 戎神社、愛宕神社、稲荷神社 など


由緒(平成祭礼データ)
 当社は正平年間(約六百年前)素盞嗚尊を京都八坂の感神院(現在日本三大祭ぎおん 祭で有名な八坂大社)より勧請し、牛頭天王社と呼び岸和田村の産土大神としておま つりされたのが始りで、自来氏子等は宮座(現存)を組んで永年厚く祭祀を行い来り 、後慶長年間、小出秀政公岸和田城を創建せし時、八幡大神を合祀して城の鎮守神、 当地方の総司と定められしより「牛頭天王社、八幡大菩薩社」又「ちぎりのお宮」( 後記)と称へられ御神徳愈々高く寛永年間、城主松平康重公、春日、愛宕、天満の三 末社を創立し、同十七年、岡部宣勝公城主となるや万治四年、大いに社殿を修改築し て規模を整へる等代々の城主当地方民の尊崇を普く受け明治維新に至って岸和田町、 同浜村を氏子に加へて社名も岸城神社と改称し同二十九年、旧藩民、氏子の奉賛によ って現今の広大なる御社殿が奉建せられ自来泉州の中心都市として当市の発展と共に 社運弥栄えつつ昭和二十年の吾国史上未曾有の敗戦を迎へ崇敬も一時期衰微せしが昭 和三十六年に斉行せられた御鎮座六百年式年大祭を契機として氏子崇敬者の一心奉賛 に依って断行せる中殿(式場)客殿、授与受付所、ちぎり殿の新築境内の整備ちぎり 会、献燈会の結成等近代諸設備の完成と社会情勢の落着きと共に崇敬心は倍加し現在 では元旦初詣を始め十日戎、厄除大祭、節分、春のお城(ちぎり)祭、秋の地車祭、 七五三祝祭、各月のお一日まいりに賽者群集し又平常毎日厄除、勝運、ちぎりの御神 徳を敬仰し初宮参りに交通、産業、旅行安全、縁結び、和合、心願(学業事業)成就 、印鑑、勝運の祈願に参詣者の絶ゆる時とてない「岸城さん」「ちぎりのお宮」と親 しみ呼ばれ信仰されている泉州有数の名社であります。

本殿



お姿
 城の東側に鎮座。山車の宮入が行われる。木立に囲まれた本殿の雰囲気はいい。拝殿と共に再建の予定があるそうだ。 摂社の戎神社は先に再建されている。

戎神社



近所での山車



お祭り
 1月18日 2日間 厄除大祭(茅の輪神事)
 7月15日 1日間 夏宮祭(湯立神事)
 9月14日 2日間 例大祭(地車祭)

岸城神社公式

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